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最終更新 2026/04/14
1. ひきこもりとは
「様々な要因の結果として社会参加(義務教育を含む就学,非常勤職を含む就労,家庭外での交遊など)を回避し,原則的には6ヶ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念」と定義され,また「ひきこもりは原則として統合失調症の陽性あるいは陰性症状に基づくひきこもり状態とは一線を画した非精神病性の現象とするが,実際には確定診断がなされる前の統合失調症が含まれている可能性は低くない事に留意すべきである」とされている。
2.チーム設立の背景
精神科領域の作業療法士には生活歴にひきこもり経験を持つ対象者の支援を行う機会が多く,医療の枠組みを超えた支援の可能性を感じ2016年より京都精神科分野勉強会(SIG)内にひきこもり支援を検討するグループを立ち上げ地域の関係団体への介入を始めた。
そのなかでひきこもり状態にある人のもつ複合的なニーズの理解や問題把握が不十分である事,多軸的な支援ネットワークの構築には至っておらず,作業療法士を含め医療関係者の介入が少なく対応に苦慮している支援団体が多い現状が示唆された。そのため2018年より京都府作業療法士会社会貢献局事業推進部内に「ひきこもり支援OTチーム」を立ち上げることになった。
3.チームの基本方針
○知技を活かした支援団体への介入
ケースカンファレンスや介入活動 など
○知技を活かした地域活動への介入
支援会議や親の会,行政の取り組み,まちづくり など
○啓発活動
4.R7年度活動報告
○定例会議(7回)
○支援団体への介入(3団体)
○ネットワーク作り
・全国ひきこもり支援OT勉強会(主催)
・宇治市不登校・ひきこもり支援研修会連絡会議
・不登校・ひきこもり支援者交流会(主催)
○研修会
・第2回ひきこもり学会(主催)(第14回杉浦地域医療振興助成事業)
「教科書では語れない支援のリアルと理想~混沌の中での実践知へのいざない~」
○講演等
・第2回精神科在宅医療推進整備事業
「訪問看護のための精神科における引きこもり支援についてin宇治」
・京都府委託事業R7年度看護職・介護職等ステップアップ研修事業
「うつ傾向のあるひきこもりの方への支援について」
・京都市ひきこもり支援ミーティング ファシリテーター
・日本作業療法士協会 重点課題研修
「メンタルヘルスの問題から生きづらさを抱える人へ作業療法ができることを考える」
○助成
・第14回杉浦地域医療振興助成受賞
5.過去のイベント等
○京都府民公開講座(H29年)
「ひきこもりとその支援のあり方~ひきこもり経験者と支援者の実践から~」
講師:下田つきゆび氏(ひきこもり経験者),
坂本将吏氏(作業療法士),鶴見隆彦氏(作業療法士)
講演内容 https://youtu.be/SILmK1r-rUk
○京都府民公開講座(H30年)
「思いをつなごう!~ひきこもり経験者、家族、支援者の立場から~」
講師:ばばちゃん(ひきこもり経験者),ただのはなこ氏(当事者家族),
河瀬雅紀氏(精神科医)
○第1回ひきこもり学会(共催)(令和7年)
「ライフステージに応じた支援とは」
「How to 地域活動―業務外の居場所づくりー」
「実践から語る私たちの可能性」等
6.問い合わせ先
